今回の覚書によって、両協会は共同プロジェクトなどを通じてフィンテックのさらなるイノベーションと発展をサポートすることとなり、日本のフィンテック業界の認知度向上、日系フィンテック企業のアジア諸国への進出拠点としてのシンガポール展開にも寄与することになる。協会同士が情報や知識を共有することによって、両協会の会員とってさらに国際的なビジネス展開の機会が増えることが期待される。覚書の署名は、3月13日にシンガポールで開催されたMoney 20/20 AsiaにてFintech協会が主催した懇親会の場で両協会代表によって行われた。SFA代表のChia Hock Lai氏は、「両協会のパートナーシップによって、シンガポールと日本、二つのフィンテックコミュニティの架け橋となるであろう。」と述べている。Fintech協会の共同代表理事ナタリー志織フレミング氏は、「今回SFAと覚書を結ぶことになり、Fintech協会のグローバルネットワークがさらに広がることをとても嬉しく思います。シンガポールのフィンテックコミュニティとの関係を深めることで、二つの市場におけるシナジーが強くなることを期待しています。」と述べている。Fintech協会はこれまでもルクセンブルク・ハウス・オブ・フィンテックやBahrain FinTech Bayとも友好協定を結んでおり、今後も世界各国のフィンテックコミュニティとの関係を深める予定です。