利用者がコインのチャージや決済をすると、加盟店共通で使えるポイントが貯まり、1コイン1円、1ポイント1円として利用できる。
加盟店はQRコードの設置のみで導入でき、クレジットカードなど他の電子決済に比べて導入に必要な初期費用や決済手数料を抑えられるため、個人経営の小規模店舗でも手軽に導入することができる。そのため、商店街では導入のハードルが高かったポイントシステムを低コストで導入でき、地域ぐるみでポイント活用を促進して、地域内でお金を循環させる仕組みが作れる。
また、加盟店は利用者から支払われた使用済みコインを精算する際、金融機関口座への振込に代えて同額の未使用コインを購入でき、その未使用コインで他の加盟店からの仕入れなどの支払いができてポイントも貯まる。さらに、「シモキタコイン」を発行・運営する株式会社シモキタコインは、加盟店からの出資を募る予定であり、加盟店が株式会社シモキタコインの株主としての立場から、この企画だけでなく会社経営にも主体的に関与できる枠組とすることで、電子地域通貨「シモキタコイン」の流通促進と地域活性化を目指していく。