1. TOP>
  2. 飲食・農業
  3. オイシックス、現役東大生が立ち上げたふらりーとを完全子会社化

オイシックス、現役東大生が立ち上げたふらりーとを完全子会社化

  • feedy

オイシックス株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:高島宏平)は、日本初のフードテック関連への投資・提携を行う投資部門「フードテックファンド」の第2号案件として、食のシェアリングエコノミー事業を手掛ける株式会社ふらりーとを完全子会社化することを本年4月13日に合意したことを発表した。

同社は安心安全な高付加価値食品をインターネットで販売することを主力事業としており、「より多くの人が、良い食生活を楽しめる」社会を目指し活動している。同社の企業理念を実現するため、食に関する企業との事業、資本提携を推進する「フードテックファンド」部門を2016年10月に設立した。

フードテックファンドの推進にあたり、今後さらに社会に広まっていくであろう「シェアリングエコノミー」に着目し、フードテックファンドの第2号案件として株式会社ふらりーとを完全子会社化することを決定した。
食のシェアリングエコノミーについては、中国で時価総額200億円規模、1日5万食を提供するサービスもあるなど注目を集めている。

また、スマートフォンの普及や所有型から共有型への消費者ニーズの変化を背景に、CtoC市場は認知拡大が進み社会に浸透してきており、調査会社ニールセンが発表した2016年1月時点のデータによると、インターネットを介したオークション・フリーマーケットの利用者数は既に3905万人いるといわれている。
こういった社会のニーズを汲み取り、「食」の分野でCtoCサービスに取り組むスタートアップ企業に対して投資を行い、より早く実用化・事業化していくことを目指す。