同社は、神明を割当先とした第三者割当増資を実施。神明は新株式を取得し、増資後の出資比率は9.09%となる。同社は「おにぎりを通じて和食文化の魅力を国内外に向けて発信する。」という理念のもと、既成概念にとらわれないおにぎり店舗「onigiri stand Gyu!」の展開やメニューの開発、企業・産地・自治体の商品ブランディングやPR業務などを展開しており、おにぎりを通じた食のプロデュース企業として、幅広い活動を行なっていく。一方、神明は「私たちはお米を通じて、素晴らしい日本の水田、文化を守り、おいしさと幸せを創造して、人々の明るい食生活に貢献します。」の企業理念のもと、米穀事業に加え、無菌包装米飯・炊飯米等の加工食品、アグリビジネスなどの国内での事業のみに留まらず、米国・中国・香港の海外子会社を通じた製品の販売、さらには国内外での外食事業の展開など、食に関わる多彩なビジネスを展開している。両者共通の「日本の食文化を国内外に伝え、米を中心とする日本の食と農を盛り上げる」ことを推進するため、相互のネットワークやノウハウを活用し、戦略的に提携することにより、事業拡大や企業価値のより一層の向上を図るとともに、日本の食と農の発展に寄与すべく、資本業務提携を行なうことを決定した。