今回の協定では、優れた栽培技術と経営感覚を持つ人材を育成することを目的に、パソナ農援隊が実施する農業経営・就農研修や農業技術講習にて、農研機構の研究者による新技術や新品種を紹介する。そして、農業生産現場の病害虫被害や適性品種の選定など、パソナ農援隊に寄せられる様々な課題に対して、農研機構の研究者が解決策の提案などのサポートをする。また今後は農業人材育成だけでなく、日本の農産品の魅力を海外へ発信するために、パソナ農援隊が2016年にフランスのパリに開設した日本の優れた食材の展示、販売などを行うプロモーションショップ「Le Salon de Chef」内で、農研機構が開発した農作物を紹介していく。本取り組みで両社は、相互の強みを活かして連携し、農業人材の育成などを通じて、農業分野での雇用創出と、地域の活性化、第一次産業の発展に寄与していく。