食特化型クラウドファンディング「キッチンスターター」、DANベンチャーキャピタルと業務提携
株式会社キッチンスターター（本社：東京都港区、代表取締役社長：渡辺浩志、以下：キッチンスターター）は、DANベンチャーキャピタル株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：出縄良人、以下GoAngel）と9月6日、食分野における業務提携契約を締結したことを発表した。
キッチンスターターは、日本初となる食特化型のクラウドファンディングとして２０１５年に創業以来、「食の夢を叶えたい」ユーザーと「支援したいユーザーが出会う環境作りに尽力してきた。
「GoAngel」は、2017年9月に新しく誕生した株式（投資）型のクラウドファンディングプラットフォームである。同社では、従来培ってきたＣＶＣ（コーポレートベンチャーキャピタル）サポート事業と平行して第一種少額電子募集取扱業者としての登録を行い、株式（投資）型クラウドファンディングのプラットフォーム「GoAngel（ゴーエンジェル:ご縁ジェル）」の運営をスタートした。
クラウドファンディングには大きく２つの形式に分けられる。
１・購買型・・・支援金に応じて物品、サービスなどのリターンを提供するもの（キッチンスターター）
２・株式（出資）型・・・株式に直接投資することで金利などのリターンを提供するもの（GoAngel）
どちらの形式も、夢を実現したいユーザーと、それを応援したいというユーザーを結びつけることがクラウドファンディングの本質である。
今回の提携により、両社間で購買型のクラウドファンディング希望者にはキッチンスターターを、株式（出資）型のクラウドファンディング希望者には「Go Angel」への紹介を相互に行う（＊１）ことで、食の夢を実現したいユーザーの資金調達ニーズにより広く対応できることとなる。
また、「Go Angel」で出資型のクラウドファンディングを希望するユーザーは、キッチンスターターがもつ独自の食専門マーケティング機能「クラウドレストラン」を通じ、自身の料理や製品などを、イベントを通じてアピールすることで、ファンを獲得する機会を最大化できる。
さらに、キッチンスターターが創業以来培ってきた豊富な生産者ネットワークを活用し、日本各地の厳選された生産物の紹介、提案を行い、新しくできる店舗等が使用する素材の魅力向上に加え、生産物の流通拡大にも貢献する。
（✴︎１）キッチンスターターでは株式型のクラウドファンディングの募集は行わない。