ショーケース・ギグはこれまでJR東日本グループ、JR九州グループとも資本業務提携しており、各エリアにおけるモバイルオーダープラットフォームの導入および、店舗デジタル化に取り組んできた。今回のJR西日本グループとの提携により、西日本エリアにおいても本格的に事業展開を進めていくと言う。
JR西日本グループは「中期経営計画2022」において、「駅からはじまるまちづくり」を進め、まち全体の価値向上させることを目指しているところですが、駅ナカ及び、駅ビルを中心とした商業施設の待ち時間の解消など利用者に対する更なる利便性の向上が課題となっている。
ショーケース・ギグは、「日常の消費に溶け込むテクノロジーにより生活を向上させること」をミッションに事業展開しており、2013年よりモバイルオーダープラットフォーム「O:der(オーダー)」を飲食・小売店舗に提供している。「O:der」は、 利用者が店頭やテーブルで待たずにキャッシュレスな消費体験を可能にし、店舗側ではオペレーション軽減による省人化・運営効率向上を実現する。従来は、カフェやバーガーチェーン、惣菜などのテイクアウトでのモバイルオーダーが主流でしたが、現在は、居酒屋、焼肉などのレストラン業態にも対応しており、店内・店外問わず利用者の利便性向上を図っている。
■ 今後の展開
今回の提携により、ショーケース・ギグのモバイルオーダーをはじめとした実店舗へのデジタルプラットフォームの提供を通じて、JR西日本グループが運営する商業施設での待ち時間解消や事前予約・決済など、お客様の利便性向上の実現を目指すとともに、お客様が多くの店舗の中から自分の行きたいお店・欲しい商品を見つけやすくなるなど新たな店舗体験の創出に力を合わせて取り組んでいくと言う。