技術顧問となる鳥海氏は、エージェントベースシミュレーション、人工市場、ソーシャルメディア、ゲームにおけるAIなどの研究に従事され、幅広い分野で活躍する研究者。
メタップスでは、現在グループ全体のサービスを通して得られるデータと世の中に溢れるオープンデータを機械に学習させることで、お金の流れを予測する人工知能「Laplace(ラプラス)」の研究開発プロジェクトに取り組んでいる。この研究開発はメタップスの注力領域である決済、通貨、融資、投資、保険などにおける新しいFinTechサービスの創出に役立てていく。
鳥海氏のこれまでの研究によって培われた知見をもとに人工知能について助言を受けることで、お金の流れを予測する人工知能の研究開発プロジェクトの体制強化と、組織全体の技術レベルの向上を図っていく。
■プロフィール
鳥海 不二夫(とりうみ ふじお)
1976年5月生まれ。2004年、東京工業大学大学院理工学研究科機械制御システム専攻博士課程修了。博士(工学)。同年名古屋大学情報科学研究科助手を務め、2007年同助教。2012年より東京大学大学院工学系研究科准教授。エージェントベースシミュレーション、人工市場、ソーシャルメディア、計算社会科学、ゲームにおけるAIなどの研究に従事。人狼知能プロジェクト代表。電子情報通信学会、人工知能学会、日本社会情報学会の会員。2016年11月よりメタップス顧問に就任。