元・JT代表取締役副社長。1980年、日本専売公社(現JT)に入社し、1989年、同社ニューヨーク事務所所長代理就任。1990年、JT America Inc.社長に就任。以後6年にわたり、米国の製薬・バイオベンチャーと数々の共同研究開発案件を発掘し、提携を推進。1991年から6年間、米国NASDAQ上場バイオベンチャー企業Cell Genesys,Inc.社外取締役を兼任。2005年、JT取締役執行役員財務責任者に就任。2006年、JT International社副社長に就任。2011年、JT代表取締役副社長就任。2018年3月、同社取締役退任。その他、株式会社リクルートホールディングス、アサヒグループホールディングス株式会社の社外取締役を歴任。
新貝氏のコメントは以下
1990年代に米国でバイオや製薬分野のスタートアップとの共同研究開発を手がけた際、何もないゼロから社会に貢献するものを生み出していくという感動を味わいました。そのためJT退任後は、ぜひスタートアップの会社を支援したいと永年思い続けてきました。また、新たな技術を擁するスタートアップに最も大切なことは、社会課題を解決し新たな社会価値を生み出し、それを経済価値に転換していくということであると常々考えています。エクサウィザーズのビジョンはまさにこの考え方に合致します。今後超高齢化するこの日本で、AIを用いて社会に貢献できるビジネスを構築できれば、やがて同じ道をたどる多くの国にも貢献し、ビジネスチャンスも拡がります。これまで培ってきた知識、経験、人的ネットワーク等をつかって事業をもり立てると共に、起業家精神を持ち続けながらも、今後エクサウィザーズが会社としてどのように発展していけばよいのかを共に考え、それを実現することに貢献したいと考えています。
代表取締役社長:石山氏のコメントは以下
エクサウィザーズは2つのAIスタートアップが合併して設立された背景がありますが、そのひとつでもある株式会社エクサインテリジェンスは、京都大学発のAIベンチャーとして設立され、現在も京都にオフィスを構えております。新貝氏は京都大学の大学院電子工学専攻で、テクノロジーにも明るく、とても所縁があります。また、米国の製薬・バイオベンチャーとの数々の共同研究開発や提携をされた実績は、医療・介護領域と親和性が高く、加えて、CFOの経験は金融領域へ、大企業の企業変革プログラムを運営されてきた経験は、人材領域へ活かされます。さらに、ギャラハー社の買収に代表される海外での投資・提携の経験は、今後の海外への事業展開に活かされることが非常に期待できます。テクノロジー企業の経営の達人(=ウィザード)である新貝氏の新たな加入により、産業革新を通じて、世界中でまだ解決できていない超高齢社会の社会課題の解決を目指します。