昨今、アジアからの訪日客が増加しているだけでなく、米国からの訪日客数も前年比15.9%増となり、アジア以外の国で初めて米国が今回100万人を突破しているという現状がある。今回の営業拠点設立に伴い、エボラブルアジアは、米国からの訪日旅行客の獲得増加を目指して、米国OTA(Online Travel Agent)向け、旅行会社向けの提携営業活動を開始するとしている。
~ITオフショア開発事業の営業拠点として~
シリコンバレーを中心とした西海岸は、エンジニア不足や給与水準の高騰が特に深刻な地域。米国においてITオフショア開発比率は、日本の10倍以上と大きく、かつ今後も拡大すると予想されている。米国からのオフショア開発出し先はこれまでインドが中心だったが、インドでの人件費高騰に伴いNext Indiaの国が模索されている。この状況にかんがみ、エボラブルアジアは、アジアの良質・安価なITエンジニアリソースを武器に米国IT企業からの受注を目指していくとしている。
エボラブルアジアは、昨年10月に米国シリコンバレーに拠点を置く投資ファンドであるFenox Venture Capitalから資金調達を行っており、シリコンバレーにおける訪日旅行事業、ITオフショア開発事業の営業活動は、Fenox社と連携しながら進めていくとしている。