民泊事業に参入するスマートライフ社は、規制緩和の動きも見据えながら、現行の旅館業法を遵守した簡易宿所を「民泊」専用物件として新築し、既存の寄宿舎シェアハウス同様に個人投資家向けに販売する。法律改正の時期に合わせ、空き家物件を活用したい土地所有者を対象に民泊新法を遵守した「リフォームパック」も販売する計画。
エボラブルアジアは、スマートライフ社が持つ「民泊」専用物件の集客を、宿泊施設予約サイトのTRIPSTAR民泊にて行う。また、「民泊」専用物件は年内に約10棟の計画立案予定であり、1棟目は東京都品川区に2017年春に開設する計画。
スマートライフ社が運営・管理を行うシェアハウス(676棟8,548居室)につきましても今後、市場調査の上、適切と判断した物件は、簡易宿所登録を随時進める計画であり、許可がおり次第、TRIPSTAR民泊への掲載を予定している。
■1棟目の「民泊」専用新築物件の計画概要
・所在地 :東京都品川区西大井
・定員数 :9人
・予定料金 :1泊1人3,000~5,000円(税別)
・敷地面積 :71.22㎡
・延床面積 :88.90㎡
・階 数 :地上2階
・居室数 :1階3部屋、2階6部屋 合計9部屋
・設 備 :トイレ5室、シャワールーム2室、洗面所2ヶ所