今回受託した内容は、荷捌場および荷捌駐車場の管理、貨物用エレベーター運行・搬出入作業・臨時入館作業の調整、入荷・出荷荷物の取次業務、物流導線・共用部保全業務となり、今回GINZA SIXの納品の一部に外部倉庫による集約を取り入れている。
これにより施設への直納車両の削減が可能となり、周辺道路の渋滞緩和や施設への流入制限によるセキュリティ向上と施設保全にも寄与している。
佐川急便はこれまで東京ミッドタウンや東京スカイツリーRをはじめとする大型複合施設の館内物流を多数請け負ってきた。
これらの実績により、今回のGINZA SIX館内物流業務の受託となり、施設の施工段階から本プロジェクトに参画し、より効率的な館内物流システムの構築に取り組んできた。
1階のツーリストサービスセンター「TERMINAL GINZA」内に宅配カウンターを設置し、通常の宅配便と合わせて手荷物の一時預かり、国際宅配便の受け付け、空港やホテルまでの当日配送等を行う。
佐川急便では国内の観光客やビジネス客、訪日外国人観光客の利便性向上を目的に「手ぶら観光」を促進しており東京駅、浅草、東京スカイツリーR、JR大阪駅、福岡空港などに宅配カウンターを設置し、「手ぶら観光」サービスの拠点を拡大している。
日本の良き伝統や歴史を継承しながら世界の最先端を取りこみ、商業集積地として日本のシンボルとなっている銀座に誕生し、延床面積は約148,700m2におよぶエリア最大級の大規模複合施設である。