グローバルWiFi事業の利用者は、グループ全体で年間114万レンタル以上(2016年実績・ビジョン調べ)にのぼり、インバウンド需要の大きな高まりなどにより増加し続けている。
ポケットチェンジは、海外旅行の際に余った外国硬貨・紙幣を投入することで、両替相当金額を自国で便利に使える電子マネーや各種ギフトコード、クーポンなどに交換できる専用キオスク端末を開発し、羽田空港など各所に設置展開している。
同社は、手元の外貨を有効活用したい訪日客を含む海外渡航者は多く、その市場規模は日本国内だけでも年間3,500億円、グローバルには約10兆円とも推定され、これまで見過ごされてきたニーズがある大きな市場と考えられると、述べている。
同社とポケットチェンジのターゲットは、海外渡航をしたユーザー、あるいは訪日中のユーザーであり、両社サービスを相互に連携することで、一層魅力的なサービス提供や利用者増をはかるシナジーを生み、両社の事業成長や企業発展に寄与していくことが期待できる為、ビジョンとポケットチェンジは、戦略的業務提携を行うこととなった。
日本の海外渡航者向け
① ポケットチェンジを利用するユーザーに対し、「グローバルWiFi®」を案内
ポケットチェンジをご利用するユーザーに対し発行するレシートに、次回の海外渡航時に利用できる「グローバルWiFi®」クーポンをあわせて印字、提供する。
② ビジョンにて、海外渡航者に対し、ポケットチェンジを案内
ビジョンは、「グローバルWiFi®」利用者に、海外渡航後の余った外貨の有効手段として、ポケットチェンジを案内する。当初は、設置済み(2017年4月現在)の羽田空港から開始となる。
訪日外国人旅行者向け
③ ビジョンにて、訪日中の外国人旅行者に対し、ポケットチェンジを案内
ビジョンが運営する歌舞伎町インバウンドタワー(仮称)へポケットチェンジを設置する。
同施設を訪れる外国人旅行者に対し、自国の通貨をそのまま電子マネーにかえられる手段として、ポケットチェンジの案内をする。また、今後ビジョンのカウンターなどにも併設を検討している。
なお、日本に在住のユーザーも同様にポケットチェンジを利用する事が可能となる。
④ ビジョンにて、帰国前の外国人旅行者に対し、ポケットチェンジを案内
ビジョンは、「NINJA WiFi®」の利用者を中心とした顧客に対し、訪日外国人の帰国直前に余った日本円を住んでいる国で利用可能な電子マネー等に交換できる手段として、ポケットチェンジの案内をする。
ビジョンの海外進出先国の海外渡航者向け
⑤ 今後ポケットチェンジが展開する諸外国において、ビジョンと連携日本以外の国に進出する場合、ビジョングループや提携先がサービス提供を行う国・地域において、ポケットチェンジを案内する。
海外旅行で余った外国のお札やコインを電子マネーに交換できるサービスを専用のキオスク端末により提供する。
2016年6月にサービス展開を開始後、大きな反響と利用者からの好評を得て、羽田空港国際線ターミナルほか空港関連施設等にて展開中。
通常、銀行や両替所などでは取扱のない外国硬貨も、両替が面倒でつい持ち帰ってしまう紙幣も、海外旅行で余った外貨は全て「ポケットチェンジ」して、スッキリ・身軽に、便利になって帰途につくことが可能となる。
・設置場所: 羽田空港 国際線ターミナル 2階(到着)ロビー *2017年4月現在
・対応通貨: 米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン、日本円
・対応言語: 日本語、英語、中国語(繁体/簡体)、韓国語
・交換先サービス: 楽天Edy、WAON、Amazonギフト券、LINE ギフトコード、WeChat(微信)など15種類以上