「inbound insight SNS解析プラン」は、訪日外国人のSNS投稿をリアルタイムで解析することで、従来把握することが難しかった訪日外国人の行動ルートや人気施設とエリア、国籍、クチコミ内容などの訪日外国人の嗜好を分析し、定性データとしてわかりやすく地図上にビジュアライズし、ウェブツールとして提供するサービスである。
インバウンド消費は、いわゆる日用品の「爆買い」などの「モノ消費」に加え、近年では自然体験ツアーや農村体験など、「コト消費」のニーズも増加し、訪日外国人の旅行動向が複雑化している。このように、将来動向の見通しが立ちにくくなる中で、企業や自治体のインバウンドマーケティングの担当者にとっては、訪日外国人のニーズを詳細かつスピーディに把握することが難しく、データに基づいた最適なインバウンドマーケティングにおける施策立案ができないことが課題だった。
そのような状況の中で、ナイトレイは2015年に「inbound insight SNS解析プラン」をリリースし、インバウンド対策に取り組む企業や自治体に対して、独自の訪日外国人の動向解析データを提供することで、インバウンドマーケティングにおける施策立案をサポートしてきた。
今回、「SNS解析プラン」上で、NTT空間情報の網羅性の高い全国の詳細地図コンテンツ「GEOSPACE」を採用することにより、インバウンドマーケティングの担当者にとっては、訪日外国人の行動ルートや訪日外国人が集中しているエリアやスポットの位置情報を、現在より明確に把握することが可能となる。これにより、効果的な出店計画や、リソースの最適化など、より戦略的なインバウンド対策ができるようになる。