そこで、訪日する際に重要になってくるのが“住む場所”と“働く場所”。実際に、日本国内では人材不足が騒がれ、外国人登用の機会も増加しており、訪日外国人の増加の背景のひとつともいえる。そのような中、実際に働きたい仕事があった場合でも、特定の住所がなければ働くことはできない。そこで、アンビションでは「UPRAISE(アプライズ)」と連携し、「アプライズ」内に新たに不動産・住宅情報ページ「SEARCH FOR HOUSE」を開設し、物件掲載することで、日本で働きたいベトナムの方に対し、職探しと同時に住む場所を提案することとした。
AMBITIONでは、「不動産SPA」企業としてプロパティマネジメント事業から、インベスト事業、不動産賃貸仲介事業まで、一気通貫のサービスを提供しているため、自社物件において訪日外国人にあった物件を提案することが可能となっている。アンビションでも訪日外国人の物件仲介数は年々増加しており、2014年には昨対比125%増の287人に物件を紹介。アンビションが運営する「ルームピア」各店では英語、中国語を話すことができるスタッフを配置し、多様なニーズに応えている。
今後は、ベトナムに限らず、現在12万人の在日ブラジル人の方を対象にしたサービス展開も予定。インバウンド事業としてベトナム人に限らず、伸張が期待される訪日外国人・在日外国人向けのサービスを益々拡充し、東京都内に限らず日本全国の物件紹介を行っていくとしている。