㈱電通は、東アジアの5エリア(北京、上海、香港、台湾、韓国)で、過去1年以内の訪日経験者を対象に、購入商品、購入場所、接触メディアなどの動向調査を実施、その結果の1部を発表した。調査結果では、訪日観光客の買い物平均支出額は2014年春の88,767円から2015年初旬には170,004円と、約1年でほぼ倍増している。買い物だけで50万円以上を消費する観光客は全体の4.1%、北京・上海では10人に1人となっている。【主なファインディングス】[1]訪日観光客の平均支出総額(交通・宿泊費、飲食費など含む)は約1年で55.7%増。[2]買い物だけで50万円以上の観光客は全体の4.1%。北京・上海では10人に1人。[3]日本で大量購入する観光客の「爆買い」は、家族・友人のために購入する「やまわけ買い」が支える。[4]商品カテゴリー別の購入率トップ3は「食料品・飲料」「ヘルスケア・化粧品」「衣服」。[5]訪日リピーターも増え、観光客の足は首都圏から地方へも。