実際に僕らが提供しているのは、WebサイトのUI/UX解析ツール「USERDIVE」です。その特徴は、ヒートマップや動画を活用してユーザーのあらゆる行動を可視化し、強力な分析ができるなど、サイトのパフォーマンスを改善する豊富な機能が盛り込まれていることです。他にも、ネイティブアプリのUI/UX解析ツール「USERDIVE for Apps」も提供しています。一方、コンサルティング・フェーズでは、それらのツールが取得した膨大なデータに基づいて、Webサイト改善に向けたPDCAサイクルの運用支援を行い、収益アップを図っています。コンサルタント部隊は当初は数名体制でしたが、2015年1月に日本No.1のWebアナリストである小川卓がジョインしてから、体制が一気に強化されました。
――貴社の強みはどこにあるのでしょうか。
二点あります。第一には半分はメーカー、ツール提供者であるということです。だから、データの中味をしっかりと理解できています。しかも、自分たちでツールを使って分析をしているので、「こういう機能があればもっと結果を出せるようになる」といったアイデアを反映させていけます。自ずと、ヒット率の高いしっかりとした分析が実現できます。
もう一点は、ほとんどの企業がWeb解析をまだ自力でやるに至っていないということです。
僕らのクライアントの多くも、ツールに触れてはいるものの分析や改善はできていません。
自ずと、僕たちの存在感が生まれてくるわけです。
インタビュー後編では、UNCOVER TRUTH 石川代表の今後の展望に迫ります、お楽しみに。
ライター
袖山 俊夫