――今後の展望を聞かせてください。
さらなる飛躍に向けて3つのテーマを想定しています。一つは、Web事業の堅実な伸長です。二つ目は海外展開です。もう一つは、「USERDIVE for Apps」の展開本格化です。
海外展開としては、まずはグローバル進出に意欲的な日系大手企業と広告代理店経由による外資系大手企業へのアプローチを強化していきます。実働部隊として、2017年4月に海外事業部を立ち上げます。また、「USERDIVE for Apps」は今年結構ブレイクするのではと期待を寄せており、こちらも事業部化する予定です。
最終的に僕らが目指しているのは、データプラットフォーマーです。場合によっては、20年後にはWebサイトはなくなるかもしれません。でも、コンテンツは絶対に存在し続けます。そのコンテンツのデータを持っているのが僕らの最大の強み。それらをカタチを変えて提供したり、分析していくところが僕らの最終地点になってくると思っています。
ライター
袖山 俊夫