忙しいビジネスパーソンのために午前7時30分から開院：赤坂駅直結の赤坂さくら歯科クリニック

ー赤坂さくら歯科クリニックのコンセプトを教えていただけますか？

土黒先生：赤坂さくら歯科クリニックは自由診療専門です。自由診療専門と聞くと費用がかかるイメージを持たれるかもしれません。安いという理由で保険診療を選ぶ方もいらっしゃいます。

しかし保険診療の場合は「保険のルール内」で「保険の順番に沿った治療」、「保険で認められた薬剤しか使えない」という制約があります。また、医者側としても患者様になるべくたくさん来ていただく必要があり、施術が雑になってしまう先生もいるそうです。

だからこそ、赤坂さくら歯科クリニックでは患者様本位の自由診療を実現したいと考えています。最低でも1時間のお時間をいただき、しっかり院長である私自身が向き合って治療を行っています。

また当院で患者様の負担を減らし、精度の高い治療をできるように最先端の医療機器や薬剤を導入しております。

ー施術を受ける側として、あまり保険診療と自由診療の違いがわかりません。どちらかと言えば、安い保険診療の方が良いかなと考えてしまいます。土黒先生は自由診療にすることで、どのようなメリットがあるとお考えですか？

土黒先生：自由診療のメリットは大きいと思っています。

例えば保険診療で銀歯を入れますが、実はイオンの関係でプラーク、汚れが付きやすいです。つまり銀歯は虫歯の再発を防ぎづらいのです。また、お口の中に入れることで金属アレルギーのリスクもあります。

銀歯のデメリットが患者さんに周知されないままで、保険診療が行われているのが現状です。これは隠しているわけではなく、リスクを知らない歯医者さんもいるのです。

ー銀歯のリスクを聞くと、驚かれる患者さんが多いのではないですか？

土黒先生：そうですね。銀歯のリスクを知っていたら、自由診療にしたかったと思う患者様もいると思います。皆さんに知っていただこうと本を執筆し、インターネット上で情報を発信していますが、正しい情報の周知は歯科業界全体の課題だと思っています。

ーありがとうございます。おそらく保険診療の課題も関係してくると思うのですが、開院に至った経歴や背景を教えていただけますか？

土黒先生：先ほどの話とつながりますが、保険診療は病気にしか適応されません。つまり「予防」には保険が適用されないのです。

私はこの赤坂さくら歯科クリニックを開院するまでは、赤坂で勤務医として働いていました。

赤坂で働いていらっしゃる患者様たちは健康に対する意識がかなり高いと気がついたのです。「歯にいいものを使ってほしい」「健康に悪い治療はしたくない」という方が多くいらっしゃいました。

そこで健康への意識が高い方の多い赤坂で、その方たちのお手伝いしたいと考えて開院しました。

ー赤坂には健康意識の高い方が多いのですか？

土黒先生：多いです。少なくとも歯医者に通う必要性を感じている方が、他の地域に比べて多いと思います。

しかし「歯医者に行く時間がない」「夜になったら飲み会や残業が入ってしまう」という理由で通院をキャンセルされる方が多いと気がつきました。そこで、当院では午前7時30分からクリニックを開院することで、忙しいビジネスパーソンの方が来院しやすくしています。

ー「予防」に保険が適用されないということは、周知が必要な情報だと思いました。「予防」と、病気になってから行う「治療」に分けると、どのような施術がおすすめですか？

土黒先生：予防部門では「歯科ドック」がおすすめです。「歯科ドック」は人間ドックの口腔内バージョンです。

レントゲン撮影を徹底的に行い、隠れた虫歯を発見します。他にも唾液中の虫歯菌の検査や、歯周病菌のPCR検査も行います。かみ合わせの検査もするので、今後虫歯になるリスクをかなり減らすことが可能です。事前にしっかりと検査することが、究極の予防歯科につながると思っています。

もし虫歯が大きく神経を取ることになってしまった場合や、神経をすでに取った歯の根尖が膿んでしまった場合は、ラバーダムやマイクロスープを用いた「精密根管治療」をおすすめします。

根管治療とは神経や血管などが炎症を起こしている際に必要となる治療です。
治療の際には「ラバーダム防湿」というものを使用して、細菌がたくさん存在している唾液が根管の中に入らないようにしています。またマイクロスコープという肉眼の40〜200倍で拡大して根管という小さな部位を視認して治療できる実体顕微鏡も必須です。

当院の治療の中では精密根管治療に満足される方が多いです。根管からの膿の臭いがなくなって嬉しい、腫れが引いて嬉しい、「レントゲン上で病巣がなくなってうれしい」というお声をいただきます。

他にも当院では「矯正」を希望される方が多いです。最近は新型コロナウイルスの影響でマスクをするようになりました。マスクをしているとワイヤー矯正が目立たないということで、矯正を希望する方が多いです。歯並びがよくなると汚れを取りやすくなるので、結果として虫歯や歯周病のリスクが下がります。

ー「歯科ドック」をすると、高い確率で虫歯などの早期発見ができるのでしょうか。

土黒先生：はい。これは見せて良いと言われている友人の検査結果です。

ご覧の通り顔の写真から、あごの張りの違い、口角の流れ方を撮影します。その後、口の中を撮影して虫歯があるか確認します。非常に細かくレントゲンで撮影して、くまなく検査します。

他にも唾液の中のミュータンス菌、ラクトバチルス菌という虫歯の原因菌を培養して量を見ますし、かみ合わせの検査も行います。

この写真の方は目に見える虫歯は少なかったですが、隠れた虫歯を検査で発見することができました。虫歯が大きくなってしまうと、神経を取ることになってしまいます。虫歯などの予防ができるという理由から、「歯科ドック」はご好評いただいています。

ーありがとうございます。最後にひとことメッセージがあればお願いいたします。

土黒先生：お口の中の菌が全身の糖尿病や、動脈硬化、脳梗塞などのリスクにつながるという研究結果で出ています。具体的には、糖尿病の方は歯周病が悪化しやすく、歯周病の方は糖尿病が悪化しやすい相関があるのです。つまりお口の健康は、全身の健康につながります。全身の健康管理の一環として歯科に通う意識を皆様に持っていただけたらと思っています。

赤坂さくら歯科クリニックは、歯が痛くなってから通うところではなく、定期的に予防のために来ていただく場所でありたいと考えています。

また、当院では、インビザラインやキレイラインに興味ある方にむけ「インビザラインキレイラインカレッジ」という専門サイトを立ち上げました。インビザラインなど興味がある方はぜひ一度ご覧ください。

当院は赤坂駅徒歩30秒で、港区で働く忙しいビジネスパーソンのために7時半から開院しています。今まで時間が合わず、歯医者が続かなかった方という方もぜひいらっしゃってください。