「毎月のチーム目標を達成してもしなくても飲み会費用を補助していて、達成したチームには飲み会の補助額を増額させ、さらに翌日の午前休もプラスする達成マンス制度。おしゃれな社員を全力で称賛するお洒落制度。クライアントの化粧品や健康食品などを賞品としたじゃんけん大会を行う美容健康促進制度などもあります。おかげでめちゃくちゃ活気づいています。もう、毎日が学園祭の前夜祭のような感じです」
そんなコマースフォースでは、今さらなる成長に向けてチャレンジを加速させている。大型の資金調達を一切せず、1年目から利益を積み上げ、黒字を維持するなど堅実経営を続けてきたが、人材も順調に育ってきただけでなく、D2C×SaaSを軸としたストック型のサブスクリプションビジネスで収益が高まってきたこのタイミングだからこそ、敢えて思い切った勝負に出ようというのだ。
「守りに入って挑戦することをやめたら停滞、そしていずれ衰退します。我々はベンチャー企業です。既存の事業が順調な今だからこそ、敢えてこれまで以上に大きなチャレンジをする予定です。これまでの5年間は序章に過ぎず、むしろ創業6年目のこれからが勝負だと思っています。そのため、ここ1、2年は戦略的な先行投資期間中と定めており、まさに勝負の年といえるでしょう。同時に、日本を代表するような偉大な会社を創りたい、という創業当初からの目標を実現させるためにも、まずは、通過点として上場させることも視野に入れています。」
もちろん、スイミー経営をビジョンに掲げる小野瀬氏にとって、上場はあくまで通過点でありゴールではない。最終的には、1万人を超える日本を代表する会社を作り、スイミーのような会社をつくりたいと社内外に公言している。
「会社とは、一人ではできないことを実現させる場所だと思っています。私一人では日本を代表するような偉大な会社はつくれない。でも、社員が100人、1000人、1万人と増えていけば、大きなことを成し遂げることができる。だからこそ、同じ志を持った多くの仲間たちがどうしても必要なのです。私の役割は、スイミーで言うところの目になること。会社の方向性を示すことぐらいで、あくまで社長の私もたくさんのスイミーの中の1匹にすぎないのです。同じサイズです。自分1人では実現できない、無力であるとわかっているからこそ、同じ志を持った仲間が必要なのです。コマースフォースの社員たちとだったら実現できる気がする、そう本当に思っています。」
コマースフォースが新たな仲間として迎え入れたい人物像は、シンプルだ。一番の採用方針は、「素直で可愛いやつ」。素直で元気で明るくて、笑顔が素敵で、人柄が素晴らしい。そんな人であってほしいと定義付けている。
「もう一つは、『何をするかよりも誰と働くか』に共感していただける方です。社員の人柄、人間力が自慢です。本当に人格者と呼べる素敵な社員が集まっている。それが私にとって一番の誇りです。だから、就活生には『うちの社員に実際に会ってほしい』、そう思っているからこそ、社員をどんどん前に出させて、主役にしているのです。」
最後に、小野瀬氏に会社選びの視点を聞いてみた。
「私が内定を辞退して、『設立6年目のベンチャーに入る』と言ったら、周りから笑われたり、批判されました。でも、結果的にその会社は上場しました。そういう意味では、1%の人材になりたいなら、99%の人がしない選択を敢えてすることです。もちろん、選択するだけでなく、自分の選んだ道を自分自身で正解にすることができた時に、初めて1%の人材になれます。自分の人生を自分で決める、そして自分で選んだ人生を自分で正解にしていく。そんな生き方に共感いただける方と一緒に働きたいですね。
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