会社名:株式会社安江工務店
事業内容:住宅リフォーム及び住宅建築事業
市場:ジャスダック市場(スタンダード)
主幹事:東海東京証券
公募価格:1,250円(時価総額1,529百万円)
資金調達額:350百万円
初値:1,300円(公募価格に対する騰落率4.0%)
初値時価総額:1,590百万円
上位株主
・安江博幸(社長)49.37%
・安江行彦16.10%
・安江久樹10.65%
・安江将寛5.60%
・安江かおり4.64%
業績推移
【2014/3期】 売上高3,895百万円 経常利益132百万円 当期純利益73百万円
【2014/12期】 売上高2,419百万円 経常利益▲278百万円 当期純利益▲191百万円
【2015/12期】 売上高4,134百万円 経常利益205百万円 当期純利益120百万円
【2016/12期】 売上高3,887百万円 経常利益312百万円 当期純利益201百万円
【2017/12期(予想)】 売上高4,175百万円 経常利益312百万円 当期純利益205百万円
・安江工務店は名古屋市に本社を置く、1975年創業の住宅関連企業。創業40年以上の工務店で創業当時から大手住宅メーカーの工事請負を行っていたが、2000年より住宅リフォーム事業に特化。“工務店”という名前は残っているものの、現在の主力事業は住宅リフォーム事業となっている。
・2000年に住宅リフォーム事業に特化の後、2010年に不動産事業を開始、そして2011年に新築住宅事業を再開し現在に至っており、3つの事業より同社は構成されている。
・2016/12期売上高3,887百万円の内、3,078百万円が住宅リフォーム事業での売上であり、その比率は79%、同社の約8割は住宅リフォーム事業から計上されている。
・住宅リフォーム事業については愛知県内10箇所に店舗を有しており、一戸建て・マンションのリフォーム及びリノベーションを手がけている。
・業績は売上高4,000百万円前後、経常利益200~300百万円で安定的に推移。上場翌期の2017/12期もほぼ前期並みの業績予想となっている。
・尚、2016/12期→2017/12期は約300百万円の増収を予想しているが、主な要因は不動産流通事業の伸びである。
・愛知県を地盤とするリフォーム事業を中心とする会社として、堅調な事業運営を行っている。
・同社の株主は社長一族を中心とする個人株主が中心の構成。VC及び金融機関の株式取得はない。
・社長一族で株主シェアの50%以上を占めており、安定的な株主構成となっている。
・名古屋市を本社とする会社であり、愛知県を地盤とする東海東京証券を主幹事としてジャスダック市場(スタンダード)にIPO。
・経常利益2~3億円をコンスタントに計上している。
・公募価格1,250円に対して初値1,300円、騰落率0%。公募価格以上の初値が付いている。