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2017年3月第4週のIPO・株式上場まとめ:株式会社インターネットインフィニティー

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2017年3月第4週にIPO・株式上場した、株式会社インターネットインフィニティーについて振り返ります。

株式会社インターネットインフィニティーのIPO概要

上場日:3月21日
会社名:株式会社インターネットインフィニティー(コード6545)
事業内容:ヘルスケアソリューション事業及び在宅サービス事業
市場:東証マザーズ市場
主幹事:みずほ証券
公募価格:1,320円(時価総額1,618百万円)
資金調達額:171百万円
初値:5,040円(時価総額6,176百万円)
公募価格に対する初値当落率:281%

上位株主
・別宮圭一(社長) 35.21%
・大同生命 7.97%
・デジタルガレージ 7.82%
・藤澤卓 6.85%
・山田知輝 6.37%

業績
【2014/3期】 売上高1,648百万円、経常利益▲154百万円、当期純利益▲117百万円
【2015/3期】 売上高2,029百万円、経常利益6百万円、当期純利益9百万円
【2016/3期】 売上高2,426百万円、経常利益104百万円、当期純利益70百万円
【2017/3期(予想)】 売上高2,882百万円、経常利益150百万円、当期純利益104百万円

事業内容

・同社はヘルスケアソリューション事業と在宅サービス事業の2事業を展開。

・ヘルスケアソリューション事業は主にリハビリ型デイサービス施設の「レコードブック」(2017年1月末時点で直営27ヵ所、FC23ヵ所)及ケアマジネージャーに対するWeb上での情報提供(「ケアマネジメントオンライン」、「わかるかいご」等)を行っている。

・在宅サービス事業においては、「クローバーケアステーション」という名称で、ケアマネージャーによるケアプラン作成、訪問介護、デイサービス、ショートステイサービス等を提供している。

業績について

・2014/3期は経常利益で1億円以上の赤字を計上していたが、2015/3期以降は黒字化。公開申請期の2016/3期は経常利益が1億円を突破。申請翌期の2017/3期も経常利益150百万円を見込んでおり、順調に利益を伸ばしている。

・既に第3四半期までに売上高2,098百万円、経常利益93百万円を達成しており、前期比での増収増益の可能性は高い状態となっている。

株主について

・VC等の株主として、デジタルガレージ(株主シェア7.82%)、みずほ成長支援投資事業有限責任組合(同3.01%)、投資事業有限責任組合オリックス10号(同1.59%)が存在している。VC等の株主シェアの累計は12.42%となっている。

・VC等株主の中ではデジタルガレージのみが株価1.5倍もしくは90日のロックアップ契約を締結している。

IPOの結果

・主幹事はみずほ証券。

・公募価格1,320円。2017/3期予想EPS(1株当たり当期純利益)98.1円であり、公募価格の予想PER13.4倍。

・上場初値は5,040円。公募価格に対する初値騰落率は282%となり、3倍以上の初値が付く銘柄となった。