ベトナムのオフショア開発をコア事業としたグローバルITソリューション企業のコウェルは、2016年5月11日(火)より、国内およびベトナム子会社において、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を利用したクラウドインテグレーションサービス(以下CIサービス:Cloud Integration Service)の提供を開始すると発表した。コウェルは、日本市場向けに特化したソフトウェア・オフショア開発事業をベトナムのハノイとダナンで展開、日本の大手ECサイト、メディアサイト、社内情報システムなど多岐にわたるシステムの開発や運用の実績がある。また一部顧客の要望をうけてその都度パブリッククラウドの設計・構築・運用を国内およびベトナムのオフショア拠点で提供してきた。このたび、国内およびベトナムにおいてAWSをはじめとしたクラウドの設計・構築・運用を行うエンジニアをラボ型契約(お客様専任のエンジニアを月額課金型で提供)で提供するCIサービスを本格的に提供開始する。なお、コウェルでは、2015 年にセキュリティサービスおよび日本国内の企業を対象としたベトナム進出支援サービスを開始し多様化するニーズに対応してきた。このたびのCIサービスの提供により、インフラ、ソフトウェア開発、進出支援などのコンサルティングなどを含め、顧客のシステム全般およびビジネス拡大の領域までカバーした「フルスタック型のオフショアサービス」の提供体制が整ったとしている。