freee は、住信SBIネット銀行との入出金明細取り込みにおけるAPI連携を開始した。今後は国内初となる振込手続きにおける「クラウド会計ソフト freee」と住信SBIネット銀行のインターネットバンキング連携の検討も開始し、クラウドを活用した中堅・中小規模法人のワークスタイル変革と業務生産性向上の支援を推進していく。■ 明細取得に関するAPI連携で、ユーザーにより安全性の高いソリューションを提供「クラウド会計ソフト freee」のユーザーは、インターネットバンキング口座のデータを自動でソフトに取り込む機能により、従来の経理業務で避けられなかった面倒な入力作業を省き、バックオフィス業務にかかる時間を大幅に削減することができる。従来はインターネットバンキングへのログインID/パスワードを「クラウド会計ソフト freee」上に保存していただくことで、その情報を用いてシステムが機械的にインターネットバンキングへログインし、入出金明細を取得していた。今回のAPI連携開始の結果、ユーザーは「クラウド会計ソフト freee」にインターネットバンキングのログインID/パスワードを保存することなく、住信SBIネット銀行の入出金データを同期することができる。これにより会計ソフトにインターネットバンキング口座を連携するメリットをより安全かつ安定的に享受していただくことができるとしている。■ 更に、国内初の振込手続きにおけるインターネットバンキングとの直接連携も検討開始freeeと住信SBIネット銀行では今回のAPI連携を皮切りに、「クラウド会計ソフト freee」とインターネットバンキングの連携をベースとした振込手続き効率化サービスの共同開発も検討開始した。従来の振込手続きでは、会計ソフト上で生成された振込情報のファイルをダウンロードし、別途ログインしたインターネットバンキングにアップロードする作業が発生していた。この振込手続きに関するユーザーの工数をいかに削減していくか、今後方式を含めて具体化を図っていく。この取り組みが実現すると、クラウド会計ソフトとして初めての振込手続きでのインターネットバンキングとの連携事例となり、今後の中小企業の業務効率化における新たな一歩となる。