本取組の背景鹿児島県奄美市は、世界自然遺産に登録が期待される豊かな観光資源を持ちながらも、本土の経済圏から離れ、市内に大規模な産業がないことから、若年者が十分に能力を発揮できる就業の場が少ないという離島特有の問題を抱えている一方で、インターネットを活用することで地理的制約を越え、離島でも都心にいるのと変わらずに働けるフリーランスや腕のあるエンジニアが、近年少しずつUターン、Iターンしてきている現状があり、こうした傾向を捉え、奄美市では一昨年度より「フリーランスが最も働きやすい島化計画」をスタートさせている。同社では、「インターネット学習で人類を変革する」をビジョンに掲げ、日本国内でも千葉市・福岡市・横須賀市・釜石市・神戸市などの地方自治体、栃木県の市立佐野日本大学中等教育学校及び、高等学校といった学校教育、ベトナム・ホーチミンでの提供、そして全国の法人事業者にむけた研修・教育プランの提供を行っており、オンライン動画学習サービス「Schoo」の動画授業によって、プログラミング・デザインをはじめとしたWeb業界のスキル習得や、ExcelやPowerPointといったOAスキル、そしてWebマーケティングやアイデアの発想法、マネジメントといったビジネスにおける成果を上げるための学習コンテンツを提供し、学習機会の豊富な都内と同等、あるいはより効率的な学習体験を提供することで、2,900本を超える学習コンテンツからそれぞれの学習の興味を発見できる。この取り組みを通じて、首都圏との学習機会の格差、距離的・時間的な制約を超えられるインターネット学習ならではの学習体験と学習機会を提供していく。今回奄美市が実施するキャンペーン名「奄美だよ!全員着席!」は、同社 が運営するオンライン動画学習サービス「Schoo」において、授業にログインし、チャット欄に参加していることを先生や他の受講生に表明するために「着席ボタン」をクリックすると「着席しました!」という表示がタイムラインに投稿されることに由来する。