多くの企業では、採用支援システムと労務管理システムが異なり、そのため、入社承諾となった入社者の情報は、採用担当者が採用支援システムから入社者のデータをダウンロードし、労務担当者はそのデータを労務管理システムにアップロードするという作業が一般的となっている。これにより、企業の採用担当者と労務担当者は、データの受け渡しにメールやファイルを利用することで、手間がかかることに加え、入社者のセンシティブな個人情報が外部への流出するリスクが伴っている状況があった。
■ 概要
「HITO-Link」と「SmartHR」の連携によって、採用担当者から労務担当者へのデータの受け渡しが、効率的で、よりセキュアな方法で行うことが可能になる。
具体的には、「HITO-Link」に登録されている入社者の個人情報だけでなく、ファイルデータで格納されている履歴書や職務経歴書等の書類もワンクリックで簡単に「SmartHR」に送ることができるため、これまで手間のかかっていたファイルのスキャンやダウンロード、アップロード等の作業を行うことなく、簡単にデータの受け渡しが可能となる。
さらに、入社者情報を一括で複数名登録することができるため、入社者が多い時期のデータの受け渡しも効率的に行うことが可能になるという。