同社は、「著作物のデジタル流通」を事業コンセプトとして、「ひとつでも多くのコンテンツをひとりでも多くの人に届ける」ことで著作物の健全な創造サイクルを実現することを目指しており、電子書籍の領域においては、数多くの出版社からお預かりした電子書籍コンテンツを電子書店に提供、配信しており、急成長している国内電子書籍市場の一翼を担うとともに、海外に向けて日本の優秀なコンテンツを配信するべく事業展開している。同社は電子書籍流通のための電子書籍コンテンツ、コンテンツのデータベース兼配信インフラ(md-dc)、電子書籍ストア構築システム(MDCMS)、自社開発のビューアアプリケーションの4つのソリューションを提供し、電子書店に必要な全ての要素をメディアドゥ1社で提供できる体制を整えてきたが、今回のLunascape社の子会社化は、『電子書籍×ブラウザー』によって、読者の電子書籍での読書インフラ環境、及び出版コンテンツのデジタル流通をさらに一歩前に進めるための大きなチャレンジとなると述べている。