同社とは今後、戦略的パートナーとして共に販路拡大を目指していくと述べている。
標的型攻撃などによる情報漏洩などのセキュリティー対策として自治体を中心に採用が広がる「ネットワーク分離」。
総務省では自治体情報システム強靭性向上モデルの中で「インターネット非接続系(LGWAN)」と「インターネット接続系」に環境分離をすることを提唱しており、今回のモデルは、FISC(金融情報システムセンター)やIPA(情報処理推進機構)のガイドラインでも提唱され、金融系企業や社会インフラ系企業、教育委員会やなどでも採用が始まっており、今後の動向が注目されている。
『マトリックスゲート』は、ネットワーク分離において2系統配送を実現するメール無害化機能と、オリジナルメールをアーカイブする「簡易アーカイブ機能」を搭載しており、標的型攻撃による被害の原因になりやすいメールの添付ファイルを、LGWAN内に配送せずにアーカイブ画面から参照する環境を提供している。
しかしこれまでの導入実績において、運用面での課題の一つが「ファイルの受け渡し」です。ネットワーク分離という環境においても、管理者やユーザーが、運用上負担なく安全にメールの添付ファイルを扱える環境を整えることが重要となる。
『マトリックスゲート』は、受信したメールのオリジナルメールを簡易アーカイブに一旦保存し、『FileZen』との連携によって、ユーザーがアーカイブ画面よりメールを参照し、添付ファイルのダウンロードを要求すると、自動的に『FileZen』に添付ファイルがアップロードされ、ユーザーは『FileZen』を介して添付ファイルをダウンロードするためセキュアなファイル受け渡しを効率的に実現する。