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アエリア、簡易株式交換によりアリスマティックを買収

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株式会社アエリア(本社:東京都港区 代表取締役社長:小林裕介)は、4月28日開催の取締役会において、株式会社アリスマティック(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:寺島義貴)は、4月28日開催の臨時株主総会において、同社を株式交換完全親会社、アリスマティックを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決議し、両社間で株式交換契約を締結したことを発表した。

同社グループは、コア事業と位置付けるITサービス事業について安定した収益基盤をもち、コンテンツ事業においても、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツの開発事業及び配信・運営事業を展開している。
同社グループが展開しているインターネット関連事業においては、スマートフォン・タブレット端末の普及に伴い、インターネット利用者数の増加やEC市場の拡大等を背景として、引き続き成長を続けており、コンテンツサービスの多様化が市場規模を拡大しており、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツ市場においても継続的な成長を続けている。
一方で、魅力的なコンテンツやアプリケーションを提供するため、サービス内容は複雑化・高度化する傾向にあるなど、開発費用や人件費等のコストが増加するだけでなく、企業間におけるユーザー獲得競争が一層激化しており、市場環境に対応するには、トレンドを捉え、ユーザー嗜好にマッチしたコンテンツ作りが求められている。

アリスマティックは、日本のotakuカルチャーを国内外に提供するマーケティングカンパニーとして、日本を中心に世界各国で女性向け恋愛シミュレーションゲームを展開して
いる。
様々な人気タイトルがあり、ユーザー数は世界で1,000万人を突破しており、単一ゲームではなく、自社製ソフトと他社製ソフトで提供するハイブリット型ビジネスモデルをとっており、「アリスマイル」という多プラットフォーム同時展開が可能なシミュレーションゲームエンジンをコンテンツ型プラットフォームとして提供している。

事業シナジーについて

スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツでの運営ノウハウ及び開発力を培ってきた同社グループと、女性向けコンテンツでの実績をもつアリスマティックが、コンテンツ共同開発並びにコンテンツの効率的なサービス運営をすることにより、同社グループのコンテンツ事業の基盤強化に大きく貢献することが期待できる。
アリスマティックにとっても両社の経営資源を共有することにより資金面での制約が緩和され、両社の更なる発展につながると判断した。
それぞれの得意分野を生かしながら両社の事業を共に拡大発展させるための連携に向けた協議を重ねて参りましたところ、アリスマティックが同社のグループに加わり、シナジー効果を発揮することが最善の策であると合意に至り、本株式交換による完全子会社化を行うことになった。