「フォトジェニック」要素に反応する“パリピ系の若者”と、「ツッコミどころのあるネタ」に反応する“ヌルオタ系の若者”とでは、興味のある文脈(コンテクスト)が異なる。
今回のプロジェクトでは、「ワカスタ」が持つ若年層に関する豊富な知見を基に、生活者の意識・価値観データと購買・メディア接触ログデータ(一部)を統合した「アクシバル」独自の「3Dデータベース」と連携したパネルを活用し、若年層特有の意識・価値観や情報行動を解明するための独自調査を実施。総合的に分析した結果、若者を“みんな推しミーハー”“内輪ネタリスト”など7つのクラスターに分類した。
このクラスターごとに、情報が流通しやすいコンテクストやメディアなどを明らかにする手法が「ワカナビセブン」である。
こうした手法は、今後、多様化する若者へのアプローチ方法を明快にするばかりではなく、若者全体に広がる“コンテンツづくり”にも役立つものと考えております。ADKでは、クライアント企業の抱える課題の解決や、新製品開発に活用していく方針である。