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F5ネットワークス、佐賀県庁のネットワークパフォーマンス安定化を支援

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F5ネットワークスジャパン合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:古舘 正清)は、佐賀県が、Microsoft Office 365に対するメール同期トラフィックを分離するため、「F5 BIG-IP」を導入したことを発表した。これにより、県庁からインターネットへの安定したアクセスを実現し、頻繁に変化するIPアドレスにも自動対応できる仕組みを確立した。

佐賀県は、2016年8月、TCO(総所有コスト)削減のため、県庁のメールシステムをOffice 365へ移行した。一方で、佐賀県は移行にともない、IMAPによるメール同期が大きなトラフィックを生み出し、他のインターネット利用に悪影響を与えるのではないかと懸念していた。特に、例年4月は新年度に合わせて多くの職員の入れ替えがあり、2017年4月も、約1/4の職員の異動や、約100名の新規採用者が入庁予定だったため、膨大なトラフィックが発生する可能性があった。

この課題に対する有効な解決策として、F5ネットワークスジャパン合同会社は、Office 365へのトラフィックを他のインターネットトラフィックと分離することを提案した。
新システムの導入により、Office 365へのアクセスとその他のインターネットアクセスのトラフィックを分離し、安定したパフォーマンスを実現した。今年4月の人事異動の際も、パフォーマンスの問題は発生しなかった。また、トラフィック制御に必要なFQDNとIPアドレスの情報は、「テクマクラウド」から「o365 traffic controller」へ配信され、これに基づく設定も自動的に行われるため、運用負担の増大も回避することができた。