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データセクション、ビッグデータ株価予測システムを共同開発

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データ分析のデータセクション(株)(本社:渋谷区、代表取締役社長:澤 博史)はファイブスター投信投資顧問(株)(本社:中央区、代表取締役社長:篠原 直人)と共同で株価予測システムを開発した。インターネット上の書き込みなどを分析し、株価が変動しそうなタイミングを調べる。運用担当者の判断と組み合わせることで投資機会を最適化する狙い。ファイブスターはこのシステムを基に、ビッグデータを活用した日本株ファンドを今夏始める予定だ。

両社が開発したシステムではツイッターやブログなどネット上の書き込みを解析し、日経平均株価や為替などのデータと組み合わせて株価が上下する時期を予測する。

まず、過去に株価が変動した直前に、その企業に関連する書き込みやデータにどんな変化があったかを調べる。その中から特に株価の変動と関連がありそうな書き込みやデータの特徴を導き出す。その特徴に似ている変化を株価が上下する「前触れ」だと考え、投資のタイミングとみなす。

結果はファンドの運用者が参考情報として考慮し、最終的な投資の判断を下す。両社は、人間が気付かない可能性がある投資機会を見逃さないため最適な運用に近づけられるとみている。

ファンドは7月に公募を始め、8月下旬から運用する予定。まずは日本株500銘柄程度を投資対象とする。1年間で100億円規模のファンドに拡大させる考え。