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人工知能ベンチャーのWACUL、ジャフコに第三者割当増資を実施

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人工知能ベンチャーの(株)WACUL(よみ:ワカル、本社:文京区、代表取締役社長:大津 裕史)は、 株式会社ジャフコ(本社:東京都千代田区 取締役社長:豊貴 伸一)が運営する投資事業有限責任組合 を割当先とする第三者割当増資を実施し、総額3億円を調達したと発表した。

調達資金は、「WACUL」発展の中核を担う人材の採用を進めるとともに、産学連携等の開発面での注力により、人工知能分析サービス「AIアナリスト」の更なる拡充を目指した事業拡大に使う。

 

「AIアナリスト」は、サイトを分析して改善策を提案するサービス。
Google Analyticsのアクセス解析データと連携することで電子商取引(EC)サイトなどのアクセス数や検索語といった膨大なデータを自動でデータ分析を行い、そのデータから見つかった課題をパターンごとに分析し、どうすれば購買率など実績を上げられるか改善方針を提案してくれるサービス。一般的なサイトの分析で人が手掛けた場合は1週間弱かかるが、AIだと約10分で完了するという。同社のコンサルタントによる相談も含め料金は月額3万円。大津社長は「分析・改善に人手が割けない中小企業などにも有効だ」と話す。