StackIQは、世界のデータ・センターで運用される数百万ものサーバーへのクラウドおよびアナリティクス・ソフトウェア導入の実績を有し、そのオープンソース・ソフトウェアおよび大規模クラスター・プロビジョニングの知識とスキルは、Teradata Everywhere™導入の簡略化と自動化に有効である。ハイブリッド・クラウド環境にテラデータのソリューションを素早く柔軟に導入することで、顧客企業の迅速な変革とビジネス向けの新たなアナリティクスの構築を支える。今回の買収により、StackIQの技術資産と共に、同社のエンジニアもテラデータに転籍し、今後はテラデータのR&D部門にて、オペレーション、エンジニアリングおよびエンドユーザー向けエコシステムへのソフトウェア導入自動化の加速に取り組む。テラデータが獲得するStackIQのIP(知的財産)は、大規模クラスターサーバー(オンプレミス、クラウド双方)へのソフトウェア導入を自動化および迅速化するものである。これにより、Teradata Everywhereにおけるソフトウェア導入の自動化が強化され、特に複雑なビジネス・アナリティクス・ソリューションの構築と稼働開始までに要する期間が劇的に削減されるとともに、ハイブリッド・クラウド・インフラストラクチャ間のソフトウェア管理を容易にする機能が追加される。この管理機能は、システム稼働までの高速化に優位性があり、内部テストやベンチマークテスト用のハードウェアへの再プロビジョニングと、ワークロード要件の変更に伴う異なるテクノロジー間でのソフトウェアの再導入を高速化する。