近年のサイバー攻撃による情報流出の脅威により、公共機関の網分離規定が強化され、外部から流入されるファイルに対する無害化処理が重要な要件として指針化され、関連ソリューションに対する需要が増加している。これに対し、ソフトキャンプジャパンはCDR(ContentDisarm&Reconstruction)技術を基盤にした無害化ソリューションを積極的に販売して当該市場を先取りするため、日本現地に合弁会社を設立し、事業をさらに強化するという戦略である。会社名も無害化ソリューションシルデクス(SHIELDEX)製品名をそのまま使用。すでに、多数の自治体に導入され、その技術を認められているSHIELDEXの製品を通じて新生会社に対する信頼性と認知度の向上を目的としている。SHIELDEXの製品は外部から流入する悪性文書ファイル内の悪性コードを無害化して再構成し、安全な文書だけが内部に送り込むソリューションである。三社は、開発、営業、コンサルティングなど、各会社の競争力を融合して日本のセキュリティ環境で必要とするソリューションを開発および供給して日本セキュリティ市場をリーディング進めていくという目標に、会社を導いていく。とくに、最も優先的に無害化ソリューションを、公共機関はもちろん教育市場に販売をしていく。