「Microsoft Azure」に対応した「SQL Database」、「Web Apps」などの豊富なPaaSメニューと、「Enterprise Cloud」をAPIで連携し、「Enterprise Cloud」のオプションとして2017年10月5日より提供開始、順次拡大していく。これにより、社内システムのクラウド化などを進める顧客にハイブリッドクラウドの多様な利用環境を提供する。例えば、ビックデータなどの秘匿性の高いデータを「Enterprise Cloud」へセキュアに蓄積し、そのデータを暗号化した上で「Microsoft Azure」に搭載されたPaaSで安全に分析するといった利用が可能となる。
(2) 「Office 365」による働き方改革ソリューションの本格化
働き方改革の推進に向けて、NTT Comのアプリケーションサービスやネットワークサービスと「Office 365」を連携させたソリューションの提供を本格化する。具体的には、「Office 365」とNTT Comの法人向けレンタルサーバーサービス「Bizメール&ウェブビジネス」やインターネット接続サービス「OCN」、SD-WAN(※1)サービスを組み合わせて顧客の業務効率の向上に貢献する。
※1:Software Defined WANの略称。サーバーやルータなどのハードウェアで構築されたネットワーク上に仮想的な別のネットワークを構築し、ソフトウェアで統括する。一元管理を成すための、従来とは発想から異なる革新的な技術である。