「TAPTrack」は、今までの緯度経度で表す位置情報と違い、測定が難しかった商業施設内のフロア把握、地下街や地下鉄など地下空間での位置情報の把握、そして両空間での店舗来店や滞在時間などをタップアラウンド独自の「仮想ビーコン技術」などを使用し、三次元的に位置情報を把握できる。これにより企業や商業施設、交通機関、そしてアプリ事業者は、「TAPTrack」の精細な位置情報を活用したマーケティング活動が可能となり、得られたユーザーや顧客の行動分析だけではなく、今後DMPや広告配信事業、屋外広告測定など幅広く活用できるようにする予定である。なお、今回の資金調達により、この「TAPTrack」および関連サービスの開発体制の強化および関連特許取得に当てていく予定である。■TAPTrackについてNEDO SUI事業2014年度採択企業として2015年3月に設立。2016年7月にAndroid対応の位置情報測定SDK「TAPTrack」を開発。1年間のテストを経て2017年7月に位置情報データを分析する「TAPTrack Analyzer」のベータ版をリリース。現在はパートナー企業と実証実験を行い、正式リリースを近日予定。<会社情報>会社名:株式会社タップアラウンド代表者:代表取締役 安藤雄太所在地:東京都品川区大崎2-9-3 大崎ウエストシティビル2F