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オープンバリューチェーン事業を行うTRINUS、総額5,500万円の第三者割当増資

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革新的なアイデアを持つデザイナーを中心とした独自のものづくりコミュニティを活用し、世の中の優れた技術シーズを、企画・製造・流通販売の面から一気通貫で磨き上げ商品化する「オープン・バリュー・チェーン事業」を行う株式会社TRINUS(トリナス)(本社:東京都千代田区、代表取締役 佐藤真矢)は、IDATEN Ventures合同会社(本社:東京都港区、代表社員 足立健太)が運営するファンド及び、株式会社ゼロワンブースター(本社:東京都港区、代表取締役 鈴木規文)を引受先とした総額5,500万円の第三者割当増資を実施したことを発表した。
またこれに合わせ、IDATEN Ventures合同会社の代表社員である足立健太氏が取締役に就任する。

ラテン語で「三位一体」を意味するTRINUSは、世の中の優れた技術、デザイナー、エンドユーザーの3つを取り成すオープンなものづくりコミュニティ。株式会社TRINUSは、2014年12月のサービスリリース以降、独自のネットワークを通じて全国からユニークな技術シーズを発掘し、ものづくりコミュニティの力でその技術の可能性を拓く商品コンセプト・デザインを生み出し、その商品の製造、さらには流通販売までを一気通貫して支援することで、革新的なプロダクトを多数生み出してきたオープン・バリュー・チェーン・メーカー。

代表的な商品である「花色鉛筆」は発売後約1年間で4万本以上の販売を記録し、ニューヨーク近代美術館がキュレーションを行うMoMA STOREや伊勢丹新宿店といった著名な小売店でも取り扱いがある。また、2017年12月には初めての大手企業とのコラボとして森永製菓株式会社の有する技術を対象に商品コンセプトやデザインを募集する取り組みも始めている。今回第三者割当増資により調達した資金によって、人材採用による営業体制の強化、システムの改善、プロモーション等によるサービス強化に充てることで、事業展開を加速していく。

*引受先
IDATEN Ventures 1号投資事業有限責任組合、株式会社ゼロワンブースター

新任取締役 足立健太氏について
祖父・父と続いて科学技術庁長官賞を受賞したエンジニア一家に生まれる。自身も、科学の力で世界をよくしたいと幼いころから理系の道を志し、大学・大学院では物理学を修める。在学中にベンチャー企業の役員を務めた後、事業会社やアドバイザリーファームで、飛び込み営業からグローバルM&Aまで幅広く担当。その後、再びスタートアップを経営。現在は、当初からの想い「科学の力で世界をよくしたい」をベースに、これまで培った科学・事業・金融・経営の知識経験をミックスして製造業・物流業に特化したベンチャーキャピタルIDATEN Venturesを代表パートナーとして運営している。100m走の現役選手兼コーチでもある。理学修士、米国公認会計士(inactive)。