学習方法について
ストーリーに沿って単語や会話表現を反復練習し、各ステージ最後の振り返りテストで定着度を確認できる。また間違えた問題はを重点的に復習し、着実な英語力アップを狙う構成となっている。
単語やリスニング、会話表現、綴り、振り返りテストの他、「チャンツ」と呼ばれる、英語圏で小さい子どもが英語を学ぶときに使われている学習方法も採用。「チャンツ」は単語やフレーズをリズムにのって表現したもので、音の真似をすることで言葉を覚え、英語独特の発音・アクセントが身につくとされている。
文部科学省が2017年2月14日に公表した新学習指導要領では、現行要領の「脱ゆとり」路線を継承し、英語授業の拡充などグローバル化に対応する新たな要素が追加されている。小学校では現在、5年生から「聞く」「話す」を中心に英語に親しむ外国語活動を行っているが、今後は3年生からに前倒しに実施される事になる。また高学年では英語が正式教科となり、成績評価の対象になことが決まっている。新指導要領は2020年度から完全実施となるが、今年4月から「移行期間」として段階的な導入が予定されている。こうした状況の中、教員の英語指導力の向上や生徒の学習習得度合いの調整などが課題とされている。