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GMOインターネット、「Z.comCloudブロックチェーン」ブロックチェーン技術を活用した宅配ボックスの基盤に採用

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GMOインターネット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼社長グループ代表:熊谷正寿)が提供する、PaaS型のブロックチェーンプラットフォーム「Z.com Cloud ブロックチェーン」(URL:https://cloud.z.com/jp/products/blockchain/)は、ブロックチェーン技術を活用した宅配ボックスのサービス基盤として採用された事を発表した。

同宅配ボックスは、株式会社セゾン情報システムズ(以下、セゾン情報システムズ)が中心となり進めているプロジェクトで、実サービス化に向けて株式会社パルコ(以下、パルコ)が運営するWEB上で店頭の商品が取り置き・購入できるサービス「カエルパルコ」を利用する一般消費者を対象に、2018年4月23日(月)よりテスト運用が開始さる。

「Z.com Cloud ブロックチェーン」は、この度のテスト運用を皮切りに、ブロックチェーン技術を活用した実サービス展開を支援していく。

テスト運用について

テスト運用では、グローリー株式会社の宅配ボックスLEBシリーズを池袋PARCOの店頭に設置して行う。消費者(注文者)が「カエルパルコ」を通じて購入した商品が宅配ボックスに配送されると、鍵情報の記録されたQRコードが注文者へメールで送付される。注文者は、受信したQRコードを使って認証を行うことで、宅配ボックスを開いて商品を受け取ることができる。

このテスト運用を皮切りに、同宅配ボックス設置が拡大していくことで、EC・通販サイトを利用する消費者が『いつでもどこでも商品を購入でき、安全・安心に24時間365日好きなところで受け取れる』というサービスが実現できる。

テスト運用におけるデータ連携の仕組み

テスト運用においては、「Z.com Cloud ブロックチェーン」に、ロッカー管理システムで定評のあるグローリーの「GCAN」のデータを連携し、ブロックチェーン上に商品の予約情報や入出庫情報を記録する。データ連携には、セゾン情報システムズのグループ企業、株式会社アプレッソが開発した「DataSpider Servista」ブロックチェーンアダプタを利用する。

ブロックチェーンは、データを複数のコンピューター(ノード)に分散して記録・保持することで、「改ざん」「データ消失」「停止」が非常に起こりにくいという特性があるため、記録された情報を半永久的に証明・保証することができます。これにより、本人認証・トレーサビリティが強化され、対面取引と同等の配送品質に近づけることが可能となる。