注2 データ流通・利活用基盤:
富士通が提供するブロックチェーン技術を活用したデータ流通・利活用サービス基盤「FUJITSU Intelligent Data Service Virtuora DX データ流通・利活用サービス」。ブロックチェーンを用いた組織を跨いでの安心安全なデータの共有、データ間の関係性の可視化、参加者間のコミュニケーション機能など、データを基にした新たな価値創出に必要な機能を統合した共創支援基盤となる。
注3 データから効率的に価値を生み出す手法【デ―タジャケット/IMDJ】:
データジャケットとは、東京大学 大澤幸生教授によって考案されたデータ記述モデル。データの詳しい内容は明かさずに、データの概要や取得期間、取得場所などの情報を記述することで、デジタル情報の羅列である実際のデータの価値を人が理解できる形式で記述する手法。データジャケットのシステムに関する東京大学・大澤教授らの研究は、科学技術振興機構 (CREST JPMJCR1304)などの助成を受けて進められてきた。
また、データの活用方法を検討するワークショップであるIMDJ(Innovators Marketplace on Data Jackets)とは、「データジャケット」で登録されたデータ情報を基に、新たなデータの組み合わせやその分析手法、分析結果を用いた新しいビジネスモデルを提案し評価し合う、グループによるアイデア創出法となる。