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量子コンピュータ研究開発のMDR、SBIインベストメントから約2億円の資金調達を実施

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MDR株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:湊 雄一郎)は、SBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉)が運営する「SBI AI&Blockchainファンド」(正式名称:SBI AI&Blockchain 投資事業有限責任組合)を通じて、約2億円の第三者割当増資を実施した事を発表した。

MDR社は現在量子コンピュータ向けのアプリケーション開発キットであるWildqat(https://github.com/mdrft/Wildqat)とBlueqat(https://github.com/mdrft/Blueqat)の二種類をリリースしており、国内のみならず海外を含む様々な企業や研究機関が利用している。今回の資金調達を通じて提供できるサービスを大幅に拡大し、上記アプリケーション開発キットと連動し、量子コンピュータをクラウドで活用できるサービスの開発と事業化を加速していく。また、超電導量子ビット型の汎用量子コンピュータの開発を進めることで既存計算機では計算できない多彩なアプリケーションを実現していく。

MDR社は国内大手企業、国立大学法人、国立研究開発法人と共に、量子コンピュータハードウェア、ミドルウェア、アプリケーションを開発している。直近では、文部科学省の平成30年度光・量子飛躍フラッグシッププログラムにおいて、量子情報処理(主に量子シミュレータ・量子コンピュータ)の超伝導量子コンピュータの研究開発に共同研究機関として採択さた。