ISKENは、レガシー化問題の根本原因は1960年代における情報システム登場以来、革新の起こっていないそのシステム構造・データ構造にあると考え、従来とは異なる新しいデータ構造TEA(ティーイーエー)を考案した。TEAは、業務を経営資源の増減で記録する勘定形式のデータ構造で、ISKENはこのTEAをベースとし、全ての業種・業務に対応する基幹系システムプラットフォーム「t*Platform(ティープラットフォーム)」(特許出願中)を開発、その展開を進めている。今回の資金調達と合わせてISKENは、社外取締役として足立健太(IDATEN Ventures代表パートナー)、佐藤太郎氏(TARO Ventures代表、元経済産業省、元産業革新機構マネージングディレクター)、滝澤光樹氏(元インテック代表取締役社長)、大和敏彦氏(元シスコシステムズCTO)を迎え、経営体制・ガバナンスの強化も行った。ISKENは、本出資と経営体制の強化を背景に、技術革新が四半世紀以上起こっていない基幹系システム分野で、革新を起こしていく。