(2)若者のための動画を作り続けるには、制作側は万全な制作環境に加え、インプット・アウトプットを常に更新していくことで新しい動画表現を提供し続けることができる
これら気づきをどのように事業へ落とすことができるかと考えた時、分散型メディアやブランデッドコンテンツ機能を大きくするのではなく、多種多様なクリエイターと協力することで解決できると考えた。
映画業界、広告業界、テレビ業界など様々なバックグラウンドを持つクリエイターをネットワークし、SVODや各種SNS、OOHをはじめとする当社が用意するメディアで自身の作品を配信できる機会を創出。さらに、動画業界に新たなエコシステムを形成することを目指すと言う。
「ONE BY ONE」は映画監督やTVディレクター、CMプランナーなどのクリエイターをネットワークし、企画から制作・配信までを総合的にプロデュースするプロジェクトである。参加クリエイターは、ONE MEDIAの制作チームの一員として制作に携わり、各SNS・山手線まど上チャンネル・駅ナカOOH・VISION (※)をはじめとするONE MEDIAが用意した国内外の様々なデジタルスクリーンへ自身の動画を配信することが可能。また本プロジェクトは、2020年5月までにクリエイター登録者数1,000人を目指すと言う。動画配信先の追加やチャンネル・作品情報については、随時お知らせするということだ。
(※)VISIONとは、LINE株式会社が運営するニュースサービス「LINE NEWS」において、6月26日より開始した新たな動画プロジェクト。