製造業の人材成長に貢献する、スキル・教育管理SaaS『SKILLNOTE』運営の株式会社イノービアが、シードラウンドで1.2億円の資金調達を実施
製造業の人材成長に貢献するスキル・教育管理ツール『SKILL NOTE（スキルノート）』を運営する株式会社イノービア（本社：東京都中央区、代表取締役：山川 隆史、以下「当社」）は、シードラウンドにおいて、インキュベイトファンド（本社：同港区、代表パートナー：赤浦 徹、本間 真彦、和田 圭祐、村田 祐介）および株式会社ジェネシア・ベンチャーズ（本社：同港区、代表取締役：田島 聡一）を引受先とした、1.2億円の第三者割当増資を実施した。
『SKILL NOTE（スキルノート）』とは
SKILL NOTEは、製造業で活用されているスキル・教育管理クラウドサービスである。現場における継続的なスキル管理、計画的な人材育成をサポートすべく、従業員一人ひとりが持つスキルや資格、教育履歴を一目で分かるように一括管理を行う。
SKILL NOTEが解決する、製造現場特有の課題
製造業の現場の多くでは、スキルや教育履歴の管理がExcelや紙帳票で行われているが、管理負荷が大きく、扱いづらい、有効活用されない、管理漏れ等による事故や法令違反のリスクが引き起こされるなどの諸問題が挙げられてきた。
その現状の改善のために生まれたのが『SKILL NOTE』だ。SKILL NOTEでは、スキルマップや教育訓練記録を簡単に作成・記録・管理でき、現場担当者の負荷を大幅に軽減することが可能。また、教育訓練の進捗管理や資格更新のアラート通知機能により、教育訓練計画の遅れやスキル・資格の保有漏れを防ぐことができる。
導入実績
JFEスチール株式会社／キヤノンマシナリー株式会社／信越化学工業株式会社／古野電気株式会社／
ヤマサ醤油株式会社／リコーインダストリー株式会社／大森機械工業株式会社 など多数
今回の資金調達を通じて実現すること
同社は今回調達した資金をもとに、UI改善、英語対応、カスタマーサクセスの拡充を中心に、製造大手企業様の海外拠点対応の加速を視野に入れてSKILL NOTEの開発およびサービス体制の強化を推進。これまでブラックボックスになっていた製造現場におけるスキルや教育状況をデータベース化し、さらに蓄積したデータをもとにスキル・教育管理ノウハウの共通指標化を図ることで、ものづくりの生産性向上を実現させていくと言う。