海外新規投資家:Light Street Capital、ほか1社
(非公開)
既存投資家:SmartHR SPV*、WiL、BEENEXT
* Coral Capital(旧500 Startups Japan)が運用するSmartHR専用ファンド
なお、THE FUNDとALL STAR SAAS FUNDは、いずれもSmartHRが出資1号案件となる。
このたび調達した資金は、SmartHRの開発費、SaaS事業において特に重要である人材の採用費・人件費、およびマーケティング費用に投資し、SmartHRの顧客基盤をさらに拡大していく。
SmartHRは、外部連携の強化とオプション機能によるプラットフォーム化を着実に進めており、既に「雇用契約機能」や「カスタム社員名簿機能」をリリースした。2019年秋には、従業員情報を分析できる「ラクラク人事レポート機能」を公開予定。SmartHRに蓄積された人事データベースから、従業員の入退社数や平均勤続年数の推移など、見たい情報を簡単に抽出、グラフ化することができ、常に最新の情報に基づいた戦略人事のアイデアを実現に導く。
SmartHRは、人事労務の領域を超えて、企業におけるデータの価値を高め、採用計画や経営戦略における意思決定が促進されることを期待。そして、働くすべての人を後押しすることで日本の働き方改革を促進し、インターネット史に名を残すサービスを目指していくと言う。
また、2019年1月には確定拠出年金や保険を駆使して「お金の不安」を解消し、いわゆる老後2,000万円問題の解決を目指す「SmartHR Insurance」(https://www.bowl-app.com)を、同4月には「会議」における非合理の解消を目指す「SmartMeeting」(https://www.smart-meeting.jp/)を設立した。この2社においても、年内にサービスの正式公開を予定しており、次々と「社会の非合理を、ハックする。」というミッションを実現していくと言う。