すでにヘリの即時予約と運賃の低価格化を可能にした、遊休ヘリと着陸地の独自データベースに基づく国内唯一のヘリ手配オンデマンドシステム「AIROS(エアロス)」を構築しており、同サービスの利用者数は4000人に上る。
今後さらにサービスを改善していくにあたり、関東から全国への運航エリアの拡大に加え、航空会社との連携による在庫拡充、エンジニアなどの人材採用が必要であると考え、新たに出資を受けることとなった。
引受先のうち、近鉄ベンチャーパートナーズ(近鉄グループのCVC)とは、事業連携による関西での運航エリアの拡大や、観光地等におけるヘリポート設置の検討を予定。
欧米諸国に比べるとまだ未成熟な空の移動市場だが、オリンピックやインバウンド観光客の増加に伴い、成長が期待されている。日本の航空産業のポテンシャルを解放し、ヘリコプターやeVTOL等の空飛ぶクルマを自由に利用できる世界を構築していくと言う。