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貿易業務におけるサプライチェーンマネジメント(SCM)サービス「Zenport」がプレシリーズAラウンドで総額1.55億円を調達

  • feedy

「貿易を民主化し、国境の無い経済を実現する」をミッションに、貿易業務のサプライチェーンマネジメント(SCM)サービス「Zenport 」を提供する、株式会社Zenport(本社:東京都港区、代表取締役:加世田 敏宏、太田 文行、以下Zenport)は、このたびプレシリーズAラウンドにおいて、総額約1.55億円の資金調達を実施した。初期ユーザからのインサイト、また、昨年のGoogle Launchpad AcceleratorTokyo 第一期での経験をもとに、さらなる機能の拡充、マーケットシェアの拡大を図っていくと言う。

本ラウンドの出資者一覧

-新規投資家:
・Reality Accelerator
・三菱UFJキャピタル
・Japan Angel Fund
・三井住友海上キャピタル

-既存投資家:
・STRIVE
・ジェネシア・ベンチャーズ

資金調達の目的

Zenportは現在、社員数名の企業から年商600億円超の大企業まで企業規模を問わず、アパレル/雑貨/食品/機会部品など、貿易を行う幅広い業種・業態の皆様にご利用いただいている。この初期ユーザの皆様から得たインサイト、また、昨年のGoogle Launchpad Accelerator Tokyoへの参加から得たインサイトをもとに、これからより一層「サプライチェーンマネジメント(SCM)サービス」としての機能を拡充していくと言う。

今後、実装予定の主な機能は以下の通りだ。

【BI(ビジネスインテリジェンス)機能】
これまでは主に「発注」から「輸送」までの物流管理に特化していたが、現在は「商品企画」「生産管理」などの機能も包含し、広くお客様にご利用いただいている。今後は「在庫管理」や、蓄積されたサプライチェーンデータを活用した「BI(ビジネスインテリジェンス)機能」も随時リリースし、さらなる提供価値向上に努めていくと言う。

【コミュニケーションツール機能】
社内外の複数の関係者が連絡をとり合えるコラボレーション機能の拡充も進めており、既に一部のお客様では、海外工場との情報のやり取りをZenport上で行っていただいている。今後「Zenport」はメールや電話、SNSに変わる、貿易関係者向けの新たなコミュニケーションツールへと進化していく。
このたび調達した資金は、こうした「Zenport」の機能開発に加え、採用、マーケティングに投下し、マーケットシェアのさらなる拡大に注力していくと言う。