JTBはこれまで、全国のリテール約500店舗と法人支店、総合提携店がそれぞれ、自社サイトの店舗ページを中心にキャンペーンやおすすめの旅行先などの最新のニュースや店舗情報を発信していた。同じような情報を各店舗が個別入力するため、情報発信業務の非効率性に加え、タイムリーな情報発信が行えない、店舗間での表現や書式の統一感に欠くなど、顧客の利用体験の改善も課題が存在した。また、自社サイトに訪問するユーザーを主な対象としており、Google検索エンジンやGoogleマップなどの他のオンライン・チャンネルのユーザーへの情報の拡散も戦略的に実践できていなかった。このような課題を解決するために、JTBでは、Yextプラットフォームを導入した。更新される店舗ページの情報を本部主導と各店舗主導に分類し、店舗での業務効率化と店舗が発信する情報の質の向上を図る。また、Yextプラットフォームで一元管理された各種情報の連携を店舗ページだけでなく、検索エンジン、地図アプリへと拡張し、さまざまなオンライン・チャネルで一貫性のある顧客体験を提供できるようになった。このようなデジタル施策により、Yext導入前と比較して、JTBの店舗ページ全体インプレッション数を40%増加、コンバージョン率を1.6倍に上昇させた。そして、検索経由の来店予約数も増加し、オンライン・チャンネルを情報発信の場から、JTBが目指すお客様のニーズに合った旅行サービスの提供の場へと変革した。株式会社JTBのYextプラットフォームの導入、活用の詳細に関しましては、以下のURLからご覧いただきたい。https://www.yext.co.jp/blog/2019/09/jtb-interview/