『LabBase』は、登録学生数1.5万人、利用企業数140社を突破し、2017年2月のサービス開始から約2年半で日本最大級のシェアを誇る理系学生の採用サービスに成長した。また、2019年3月には、産学連携を加速する研究者データベース『LabBase X(ラボベース クロス)』をリリースした。
今回、調達した資金は、主に『LabBase』の事業成長に必要なマーケティング強化と人員強化に活用。マーケティング強化としては、優秀な理系学生との出会いを求める優良企業の利用拡大を進めていく。人員強化としては、学生と企業のマッチング精度やユーザビリティを高めるサービスの開発、学生・企業へのサポート体制を拡充していく。
研究関連市場には様々な課題が山積している。同社は、『LabBase』『LabBase X』だけでなく、今後も研究者の課題をテクノロジーで解決するLabTech(研究×Technology)事業群を創出していく。研究者の可能性を最大化するプラットフォームを創造することが私たちのビジョンであり、それによって、未来を加速することがミッションだと言う。
■引受先
・Spiral Ventures Japan
・PKSHA SPARX Algorithm Fund
・株式会社サイバーエージェント(藤田ファンド)
・Beyond Next Ventures 株式会社
・BEENEXT Pte.Ltd
今回の資金調達では、Spiral Ventures Japanよりファンド最高額の出資をいただいた。
また、PKSHA SPARX Algorithm Fund、株式会社サイバーエージェント、Beyond Next Ventures 株式会社、BEENEXT Pte.Ltdの4社は、前回以前のラウンドに引き続いての出資となる。